期末と期首

9月末で当社の第81期が終わりました。今期も社員には期末賞与を渡すことができて、嬉しく思っています。

建設業は一般的に「受注産業」「個別生産」「移動産業」などの特徴がありますが、建設業を一言で表すなら「水商売」と私は表現します。お客様から受注できるかできないか、どちらかしかないのが建設業の特徴だと考えます。先の見通しが立ちにくく売上や収入が不安定な水物の商売、今期が終われば、はや来期の心配です。

今期は創業101年目、それなりに緊張の期でした。結果として、創業100年の前期から見ると若干の減収・減益にはなるものの、まずまずの決算になるのではないかと思っています。そして、いろいろなことがあった期でした。人生の喜怒哀楽を感じた期でもありました。それを社員とともに知恵を出しながら乗り越えてきました。

9月27日、社員旅行に行ってきました。宇奈月温泉に一泊し、翌日は長野の善光寺にお参りに行きました。懇親会では早々から笑顔が飛び交い、二次会も大変盛り上がりました。中には三次会と称し、夜中の2時過ぎまで隣の部屋で呑んでいたという社員もいました。本人の言い訳は「捕まって帰してもらえなかった」、一緒に呑んでいた隣の部屋の人が言うには「居座って帰ってくれなかった」どちらでもいいのですが(笑)、今期が無事終わったことに社員のみんなが喜んだ、うれしいひと時でした。

10月から始まった第82期は、新たな仲間5名が加わってスタートしました。公共工事では国土強靭化で予算が強化されるものと思います。民間工事は更なる競争激化が予想されます。人件費をはじめ建設資材の値上げは続くと思われます。建築部門と土木部門、高岡本社と富山本店、この間のコミュニケーションをしっかり取ってgoodな会社づくりに取り組んでいきます。

いつも社員に言っていることですが、私は「会社が利益を出し、社員に還元でき、無事故で過ごし、社員とその家族が元気に過ごせる」のが良い期だと考えています。第82期も良い期に、みんなでつくりあげたいと考えています。

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