9月末で当社の第80期が終わります。
今期は寺崎グループ創業100周年ということで、例年よりも気ぜわしい期でした。しかし7月2日の記念行事は、どこに行っても「良かった」とお褒めの言葉を頂いています。昨年から始めた準備も積んだり崩したり、同じ話を繰り返したり、なかなか前に進まなかったことを覚えています。中には企画運営を外部に出したらどうかという声もありましたが、寺崎工業社員を中心に企画・準備から当日の運営まで行いました。まさに「手づくり」の記念行事(記念式典・立川志の輔師匠による独演会・グループ社員の懇親会)でした。私は冷や汗の連続でしたが、社員の皆さんのおかげで素晴らしい100周年記念行事になったと確信しています。懇親会の最後、創業者寺﨑治作と2代目寺﨑敏夫の遺影の前に、鏡開きの枡酒が置いてあるのに気づきました。こんな配慮をしてくれる社員がいることに胸が熱くなりました。これからもこのグループのために精一杯頑張るつもりです。
さて、この第80期の売上は目標を若干下回ったものの、粗利は目標以上の数字を確保できそうです。期末賞与も出せる状況になりました。全員の努力が成し得た結果です。私は社員の皆さんとは「仲間」だと思っています。その仲間とは「同甘同苦」だと思っています。苦しい時はみんなで助け合って苦難を乗り越え、そして美味いものを食べるときはみんなで食べる、この気持ちでいます。今回、4年ぶりの慰安旅行を行いました。行けなかった方には申し訳ありませんが、2泊3日の九州を楽しんできました。そして多くの笑顔も見ました。これも同甘同苦です。
10月から始まる第81期もいい期にしたいと思います。「同甘同苦」で頑張ります。